神奈川の登山基地のヤビツ峠のいわれ

神奈川の登山のメッカである丹沢の大山、塔ノ岳方面への登山口にヤビツ峠という場所がある。秦野からバスが出ており、登山シーズンの休日には大変混みあう場所です。自転車のヒルクライムでも有名です。

 

この「ヤビツ」という名前の由来はあまり知られていません。

 

戦国時代に、武田信玄と北条氏康が合戦を行ったことがあります。武田方が上野や甲斐の各所から北条方の領地である関東に侵入し、北条の本拠の小田原城を囲みました。しかし小田原城は堅固で落城せず、あきらめた武田方は甲斐へ帰国しました。この帰国に際し北条方が追撃して行われた合戦は三増峠の合戦として知られています。三増峠の合戦時に、ヤビツ峠でも合戦がありました。この合戦の時に捨てられた矢の櫃が見つかったことから「矢櫃(ヤビツ)」峠といわれるようになったとのことです。

 

ヤビツ峠は心霊スポットとしても知られています。武田と北条の合戦の時の落ち武者の幽霊の 目撃談が数多く報告されています。歩いていると武者に手をかまれる、車の後ろを老婆がおいかけてくるなど、が伝えられています。なんとも不気味な話ですね。